病気:チャボ、年齢12歳、雌、体重420g。以前から眼がおかしく、ここ数日元気も食欲も無くなってきた。聴診により、呼吸器雑音と血液検査により、白血球の上昇と血漿総蛋白の上昇が認められた。
治療:通常、ビタミンAの供給、鼻腔内の洗浄・抗生剤の注入、内服で治療を行なうが、全身性に悪化したものに対しては、点滴や酸素処置を施したりしてある程度、全身状態を改善してからのほうが、洗浄などの処置の時の負担は少ない。気を抜くと再発を起こしやすいので、完治するまで、治療は続けたほうが良いだろう。
![008](https://www.ks-pet-clinic.com/wp-content/uploads/2014/04/008-300x225.jpg)
左眼の腫脹が著しい。
![005](https://www.ks-pet-clinic.com/wp-content/uploads/2014/04/005-300x225.jpg)
全身状態改善のため、骨髄内留置を施したところ。