治療例
ロシアリクガメのビタミンA過剰症
病気:ロシアリクガメ、体重102.3g。約1ヶ月前から呼吸器に異常があるとのことで、エキゾチックアニマルもよく診療しているという動物病院に治療で通っていたとのこと。病院での診断は、ビタミンA欠乏による疾患とのこと。数日前より、食欲が減退し皮膚に異常が見られ始めた。何か治療方法はないかと、当院に転院。
治療:通常、草食であるリクガメ類ではビタミンA欠乏症は稀である。そのために病院などによって過剰なビタミンAを摂取させられることにより、ビタミンA過剰症と陥る可能性がある。重篤なものでは中毒が酷く死亡してしまう。炎症を起こしている皮膚に対しての治療と二次感染の予防、食欲が無いのであれば、それに対しての治療が必要となるであろう。
首や四肢の周りの皮膚に炎症が広がり、表皮が剥離している。
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