治療例

プレーリードックのアポクリン嚢胞

病気:オグロプレーリードック、年齢約4歳、雌、体重744g。3週間ぐらい前に右側の下腹部にシコリがあることに気付いた。1週間前に大きさが大きくなったとのことで来院。

治療:感染性の可能性が事前で確認されたので、麻酔下にて摘出。病理検査の結果、非腫瘍性のアポクリン嚢胞と診断された。手術後の傷口に対しては、通常プレーリードックは縫合糸を気にして自ら取ってしまうことも良くあるが、眼科用などの細い縫合糸を用いることなどによって、かなりのものが予防できる。

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左側下腹部の乳頭の周りにシコリがあるのが分かる。

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