治療例

フェレットの胃内異物

病気:フェレット(パスバレー)、年齢3歳弱、雄、体重982g。昨日から食欲が低下し、餌を食べさせると吐いてしまう。水も自分から飲まない。便は緩いのが出てはいる、とのことで来院。触診とレントゲンによる胃内ガス像、消化管造影を施し、幽門部に異物による閉塞を確認。

治療:フェレットの場合、胃や消化管の炎症、腫瘍などでも嘔吐を示すこともあるので、鑑別が必要となる。フェレットは悪戯好きで口に入るものを何でも飲み込んでしまうこともあるが、便といっしょに排泄されてしまえば問題とならない。が、異物が消化管内で閉塞を起こしてしまった時に異常となって症状が現れる。この場合、手術によって摘出するのが主であろう。症状によっては、早急な処置を必要とし、数日の入院も必要となるケースもある。

04.11.19

バリウム造影2時間以上経過しても、胃内にバリウムが留まっている。

04.10.12.018

手術により幽門部から摘出された、異物(化学繊維のようなスポンジ状のもの)。

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