病気:ニュージーランドフェレット、年齢3歳、去勢雄、体重1.08kg。前日夜から左側後肢を引きずる。触診、後肢のレントゲンより、膝蓋骨脱臼が除外され、脛骨近位部の頭側変位が認められた。
治療:条件によって、内服等による保存的療法か、手術による外科的治療が選択される。フェレットの場合、手術は困難が伴うことも多く、飼い主の希望や動物のストレスの無さから、保存的療法がより選択されやすい。内服として痛み止めや炎症止め、それと変性性骨関節炎を考慮して、長期のグルコサミンの投与も行なう。
見えづらいレントゲンで申し訳ないのだが、脛骨近位部の頭側変位が伺えた。