治療例
ハムスターの腸内異物による腸閉塞
病気：長毛ハムスター、年齢約１歳、雄、体重91.4ｇ。2週間～1ヶ月前から下痢で、食欲も低下しているとのこと。体重の減少も認められるとのことで来院。触診で明らかな消化管内異物が認められた。
治療：麻酔下にて、消化管内異物を摘出。食餌は、術後しばらくは点滴を施し、流動食をあたえていく、。徐々に通常どうりの食餌に戻す。今回摘出されたものは、「固まらない砂」であった。事故のことを考慮に入れると、この「砂」の常設は避けたほうが無難であろう。
酷く炎症を起こしている消化管。手術後の縫合。摘出された異物。
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