治療例
セキセイインコのメガバクテリア(AGY)症
病気:セキセイインコ、年齢6歳半、雄、体重30.1g。2-3日前から羽を膨らませてうずくまって、食欲も低下しているとのこと。触診にて、削痩。そ嚢検査、便検査にてメガバクテリア(AGY)は検出されなかった。
治療:このメガバクテリア(AGY)は、国内に出回っているセキセイインコの大多数が感染していると思われる。その固体によって発症する症状が異なってくる。無症状、急性、慢性と様々である。通常、便検査で検出されるが、まれに感染していても便検査で検出されないこともあるので、症状などで判断して治療を行う。症状の軽いものに対しては、抗真菌薬の投薬のみで済むこともあるが、吐き気止め、止血剤、胃薬などの投薬と強制給餌を行わなければならないこともある。
消化管上部の出血により便が黒色化している。
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