治療例

ケズメリクガメのペニスの脱出を伴った総排泄腔内結石

病気:ケヅメリクガメ、年齢妬く歳、雄、体重5.96kg。2週間前から食欲がなくなり、ペニスが脱出しているとのことで来院。来院時にはペニスの腐敗が始まっており、異臭と共に多数の蛆の寄生が確認された。レントゲン検査では、総排泄腔内に直径6cm大の結石が確認できた。

治療:治療方法としては、まずは麻酔下にて、腐敗したペニスの摘出と総排泄腔内の結石の除去を施す。これほど大きな結石の除去にはかなりの苦労を要する。術後は、結石によって尿排泄ができなかったために、腎臓にダメージを受けていることが通常なので、点滴を施し尿排泄を促してやる。食餌の管理や排尿の観察などで、再発防止に努める。

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ペニスが脱出して腐敗し蛆が多数寄生していた。

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