治療例

ウサギの脛骨骨折(創外固定)

病気:ネザーランドドワーフ、年齢約3ヶ月、メス、体重635g。突然、後ろ足を地面につかなくなったとのこと。

治療:ウサギなどの小動物では、骨の脆さや麻酔のリスクを考慮に入れると、選択できる方法としては、「何もしない(内服のみ等)」、「ギブス固定」、「外科的」に別れる。それぞれに短所長所がある。この子の場合、麻酔下にて外科的に創外固定によるピンニングを施した。術後、約2ヶ月は狭いケージで管理をして、定期的にレントゲンで骨の再生などを観察する。骨の融合が完全に形成されたらピンを麻酔下にて取り除く。

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左後ろ足の膝の下が骨折。

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麻酔下にてピンで固定している様子。術後の様子。

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