治療例

イベリアトゲイモリの全身性の浮腫

病気:イベリアトゲイモリ、年齢約2歳。2~3ヶ月前から徐々に浮腫んで来ているとのことで来院。浮腫む前に、魚用のグリーンFというお薬で薬浴をしたことがあるとのことでした。

治療:魚用のお薬は、両生類にとって「害」になることが多々あります。推測ですが、この子の場合も、お薬の薬浴によって、腎臓の機能が低下をして浮腫んでしまったものと思われます。敗血症や浮腫に、「両生類用のリンゲル液」を使用してやることで劇的に改善を見せてくれることも多々あります。この子の場合、残念ながら快復を見せずに亡くなってしまいました。ですので、両生類に、魚用のお薬を使用しているお話をよく耳にしますが、個人的には使用を薦めません。すぐに動物病院に相談することを薦めます。

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全身性に浮腫んで、皮膚がぶよぶよしているのがわかる。

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