飼育方法
飼育方法について
オオコウモリの飼い方
哺乳類の飼育方法
「オオコウモリとは」
「食べ物」
・維持期:バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)、粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)、ExoticNutrition社からフクロモモンガ用に販売されているビーポレン(花粉)、グライダーエイド(花の蜜と花粉)、その他(食用の花、花粉、幼児用の離乳食、蜂蜜など)。
オオコウモリの疾患で日常よく診られる疾患に、肝疾患・歯芽疾患・尿路結石などがあげられます。これは、オオコウモリの飼育方法が確立されておらず、食餌中のタンパク質や脂肪の過剰、細かく切断されている食餌のために繊維の咀嚼の欠落などによるものもあると考えられます。食餌中のタンパク質や脂肪などの要求量は、個体差や状況などによっても変化してくるので、食餌は単一化せずにバラエティーに富んだ、様々な内容を用意して与えることで様々な栄養素も補える。適切な餌を与え、定期的に体重を計測・健康診断(血液検査など)などを行うことも必要でしょう。
「ケージ」
ケージの中でのみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、小鳥・オウム用のケージで大きめで高さのあるもの物を選べば良いでしょう。離して運動をさせるのであれば、これよりも多少狭くても構いません。オオコウモリで比較的多く見られる疾患に、ケージなどの隙間に指や翼を挟むことによって起こる、脱臼や骨折などがあります。メッシュなど目が細かく爪などが引っかかりやすい物は避けてあげましょう。