飼育方法

アルマジロの飼い方

哺乳類の飼育方法

「アルマジロとは」

04.1.18.002
ミツオビアルマジロ

「食べ物」

成長期(体重増加が見られる期間)動物性タンパク質として、生餌、Brisky社のスカンクフード、フェレットフード、子犬子猫用のフード、ヨーグルト、ペット用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)などバラエティに富んだものを良く混ぜてペースト状にして、植物性としては、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)を細かく刻んで。

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維持期:成長期よりもタンパク質・脂肪などの要求量が減少するので、動物性タンパク質としては、生餌、Brisky社のスカンクフード、シニア用フェレットフード、成猫成犬用のフード、ヨーグルト、ペット用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)などバラエティに富んだものを良く混ぜてペースト状にして、植物性としては、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなどを細かく刻んで。アルマジロは非常に肥満になりやすく、日頃から体重計測を実施してあげましょう。

生餌

生餌といっても必ずしも生きていなければいけないと言うのではありません。栄養価が同じ程度であれば、冷凍でも構いません。アルマジロに与えられるもので、国内で入手出来るのもとして、生きたコオロギ・ミルワーム・カイコ・ハニーワームなど、冷凍の雛鶉・ピンクマウス・ヤモリ・コオロギ・バッタなど、缶詰のコオロギ・ミルワームなどがあげられます。野生下では、こういったものも食べているのでストレス解消やタンパク質補給の意味で与えることができるのなら、より良い食餌内容となるでしょう。

アルマジロの疾患は、どの様なものが飼育下で診られるのかなどの詳しいことは知られていませんが、考えられるものとして、四肢などの傷口からの感染症、食餌の偏りによる肥満(肝臓疾患・心疾患などを引き起こす)、歯石などによる歯周病(アルマジロは貧歯目でも歯はあります!)などが考えられます。定期的な健康診断・検査も病気の早期発見に繋がります。

「ケージ」

ケージの中でのみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、犬猫やフェレット用のケージあるいは水槽で大きめの物(最低でも90cm四方)を選べば良いでしょう。離して運動をさせるのであれば、これよりも多少狭くても構いません。金属製のスノコは、足や指を傷める可能性もあるので使用は避けましょう。特にアルマジロの爪は長いので、スノコに挟んで折れてしまったり、場合によっては指の骨折にもつながりかねません。潜ることが大好きなので、床材は長くちぎった新聞紙や長めの牧草を敷き詰めてあげましょう。

「おやつ・オモチャ」

フェレットは勝気で頭のいい動物です。おやつやオモチャなどでコミュニケーションをはかり、生活の質を高めてあげましょう。人間の子供と同じと考えてあげて下さい。おやつの与えすぎはいけません!オモチャも口に入ってしまうようなものは危険なので避けてあげてください。

「予防」

アルマジロの予防としては、外に散歩をさせるのならノミ・ダニの予防、これらが一般的なものとなります。他の小動物と同じくアルマジロも病気にさせないことが重要となります。日頃から、人と同じように、適度な運動やバランスの取れたお食事も大事でしょうし、フェレットや犬猫用に様々な種類のビタミン剤・サプリメント(なるへそなど)・漢方薬(免疫パックなど)なども販売されているので、病院で行われる予防では避けられない病気のことを考えると、そういったものを使用しても損はないでしょう。

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