治療例

リスザルの顔面の腫れを伴う根尖膿瘍

病気:リスザル、年齢約19歳、雄、体重719g。数週間前から顔が腫れ始め、元気も無くなってきて、痩せてきたとのことで来院。

治療:一部のサル類では、販売される前に、歯をカットされることがある。それが何年も経過して、根尖膿瘍として発症することになる。この子の場合、顔も腫れは、4本の犬歯を抜歯されたことによって膿が溜まったものだが、その他にも血液検査で腎臓に問題が見つかり、聴診で心雑音が認められ、レントゲン検査でも消化管内にガスの貯留も観察された。腎臓・心臓などが年齢などにより徐々に弱くなって、免疫力が低下をして、根尖膿瘍を発症したものと推測される。それまでは、家族のとても愛情深い世話のおかげで、強い免疫力を保てたから発症しなかったのだろう。

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顔面左側が腫れている。

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