治療例

リスザルの栄養性疾患

病気:リスザル、年齢約3歳、雄、体重390g。数ヶ月前から急に膝や肘に脱毛が起こり始め、元気も無くなってきて、痩せてきたとのことで遠隔診療。

治療:南米に住むサルの仲間は、他の種類のサルよりもビタミンDの要求量が非常に多い。そのためにクル病などの栄養性の疾患にかかりやすい。軽度のものであれば、食事内容の改善・紫外線等の使用で済むが、症状が進行していれば進行しているだけ治療も困難になってくる。投薬の必要があれば、カルシウムや様々なビタミン剤、サプリメント、漢方薬を飲ませることによってかなりの改善が見られるが、不可逆性の変化(骨が固まってしまったなど)をしたものは治らない。この子は、幸いにして、体重増加と共に、体重計測もできなくなるほどに元気になって、毛も生えてきている。

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体の各部分の脱毛と、痩せているのがわかる。

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