治療例

ヨウムの脂肪腫

病気:ヨウム、年齢約37歳、体重440g。1ヶ月前ぐらいから鼻水とくしゃみ、右側の目の周りが腫れてきて、少し呼吸が荒いような気がする。元気や食欲に変わりはないとのことで来院。。

治療:食餌内容は、主にヒマワリとのこと。食餌の内容から、ビタミンA欠乏による涙腺の扁平上皮化生と仮診断をし、ビタミン剤の投与や鼻水やくしゃみに対して、対症療法を施し、麻酔下にて、右側眼瞼周囲の細胞を採取し、検査。結果、採取した細胞から脂肪代謝不全に起因した黄色脂肪腫が疑われた。脂肪腫は、食餌内容の改善、ホルモン剤などの内服薬でまれに治ることもあるが、手術によって摘出するのが最も一般的だ。

04.9.26.002 04.9.29.004

左側(正常)と比較して、右側の眼瞼周囲が腫脹しているのがわかる。

04.11.19.003

多核巨細胞の細胞質が微細空胞状物を貧食しているのが、観察される。

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