治療例

プレーリードックの栄養不良による局所の脱毛

病気:オグロプレーリードック、年齢不明、雌、体重1.010kg。ペットショップの粗悪な環境に何年もいた子を保護してきたとのことで、健康診断をしてほしいとのことで来院。

治療:視診では臀部の局所性の脱毛やケージを齧る事によって禿げてしまった鼻の上の脱毛、聴診では不整脈、検便では原虫、レントゲンでは変形性脊椎症、血液検査では肝臓の値の上昇が認められた。ペットショップでは、ヒマワリやウサギ用のペッレトなどを与えられ、非衛生的に飼育されていたという。まずは、食事内容の改善をしてあげて、駆虫薬、肝臓のお薬、関節用のサプリメント、免疫を上げる漢方薬などを投薬してもらったところ、1ヶ月過ぎには、寝てばかりいたのが元気に動き回るようになり、臀部の脱毛もほとんど分からないようになり、肝臓の値も下がった。これからもケージを齧っていた経緯があるので、定期検査でオドントーマに注意を払っていかなければならない。新しい飼い主さんのところで、ペットショップにいた今までの人生(プレ生?)を取り戻してもらいたいものだ。

05.6.30.002

尻尾やその周辺が排泄物などで汚れており、臀部の脱毛も痛々しい。

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