治療例

フェレットの肛門腺破裂

病気:年齢約4歳半、雄、体重858g。10日前から肛門の横にシコリができて、出血をしているとのこと。元気・食欲ともにあるが少し下痢気味とのこと。少し圧迫をすると排膿が確認された。肛門腺(肛門嚢)が感染によって膿で満たされていた。

治療:通常、フェレットでは現地のファームにて早期に避妊・去勢・臭腺除去手術が行われているのだが、まれに手術が不完全に行われている子もいる。この子の場合も、臭腺の除去が2つとも不完全で、2つとも同時に化膿していた。治療方法は、臭腺を摘出するのであれば、麻酔下にて摘出だが、除去をしないのであれば、抗生剤の投薬・洗浄で治ることもある。

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肛門腺(肛門嚢)が腫れ、出血をしている。

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