治療例

ハムスターの腸重積による直腸脱

病気:ゴールデンハムスター、年齢約1ヵ月半、雄、体重27.5g。7日前から下痢をしており、今朝から出血をしているとのことで来院。肛門より、結腸が脱出していた。

治療:通常、直腸脱は重度の下痢や腸重積に続いて起こることが多い。腸の重積がなければ潤滑剤などで整復をして、場合によっては肛門の巾着縫合を試みるが、腸の重積が疑われる場合は、開腹により重積部分の整復を行う。しかし、外科的な手術が成功しても、すでに衰弱していることも多いので、予後は芳しくない。この子も、早期に親から離された事によって、免疫力が低下、ストレスを受け、細菌や寄生虫によって感染を受け下痢へと進行したものと推測される。

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肛門より結腸が脱出している。消化管の充血と重積が観察される。

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