治療例

セマルハコガメの結膜の突出

病気:セマルハコガメ、年齢約8歳、雄、体重395g。元気と食欲に変わりはないが、6ヶ月前から結膜が突出している。他院にて治療していたが改善が見られないとのことで、当院に転院。食餌内容が、幼体の時から今まで、豚肉・牛肉など、ビタミン類・ミネラル類に乏しく、脂肪が過剰に含まれているものを主体として与えられていた。嘴や爪の異常な過長から、肝疾患も疑われる。

治療:まずは、食餌内容を改善させるように飼い主に指示。くわえて、ビタミン剤・ミネラル剤も食餌と共に与えるように指示。内服として、肝臓の薬、抗生剤。外用として、点眼薬。注射として、ビタミン剤を通院で。病歴が長期に及んでいるので、対症療法として、非吸収性の縫合糸で結膜の逸脱を防ぐ処置を施す。

106.002

両側性に結膜が突出しているのがわかる。
嘴や爪も異常に過長していた。

04.9.2.002 04.9.26.005

突出している結膜を非吸収性の縫合糸を用いて、逸脱を防ぐ処置を施したところ。

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