治療例

セキセイインコのPBFD

病気:セキセイインコ、年齢1歳、オス、体重26g。以前一緒にいた他の子が、PBFDによって死亡したとのこと、羽の異常で来院。

治療:セキセイインコのPBFDは、サーコウイルスによる感染症です。見た目や症状からも推測できますが、確定診断は遺伝子検査となります。感染は、感染個体の羽や糞便からで、症状は、羽の異常や致死的経過をとることもあります。症状を出さずに、「キャリアー」となることもあります。今のところ、有効な治療方法はありませんが、支持療法として、免疫をあげるお薬、強肝剤、インターフェロンなどの投薬を行います。免疫力が低下しますので、時々起こる2次感染に対しても対応しなければいけません。

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羽の異常。

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