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セキセイインコの肝疾患による腹水
病気:セキセイインコ、年齢約5歳、雄、体重36.1g。約3週間前から下腹部が膨らんできた。元気も少しずつなくなってきており、食欲はまだあるとのことで来院。診察時、腹水の貯留により呼吸困難が観察される。
治療:腹水が溜まる原因も様々有る。代表的なのが、卵性腹膜炎、肝疾患、腹腔内腫瘍などである。腹水を穿刺により抜き、浸出性のものか漏出性のものかを検査する。必要であれば、血液検査、レントゲン検査などで鑑別をする。肝疾患であれば、原因によっても異なるが、肝臓内服薬の投薬をはじめる。場合によっては、肝臓用の処方食、利尿剤、強心剤、点滴を使用することもある。
呼吸が苦しくて、顔を上に向けて呼吸している。
腹水の貯留している様子と採取した腹水。
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