治療例

セキセイインコの卵塞(卵詰まり)

病気:セキセイインコ、年齢6歳弱、雌、体重38g。4~5日前から元気と食欲の消失、軟便ということで来院。触診にて、下顎部に卵殻が触れ、レントゲンでも確認できた。

治療:原因は、年齢、栄養状態など様々である。鳥自身の状態によって治療方法が変わってくる。出来るだけ自発的に産卵させることが大切である。環境の温度を27~30度に加温したり、カルシウム剤・ホルモン剤などを投薬したりして産卵を促す。自発的に産卵できないものに対しては、卵管開口部付近まで卵が降りてきているのであれば用手的に指で押し出して、卵を取り除く。卵管の奥のほうに対しては、麻酔下にて手術を施し卵管より卵を摘出するか、または皮膚を介して注射針などで卵の中身のみを吸出し潰して、自発的に潰れた殻を排泄させるかをする。いずれにしても、再発を防ぐように努める。

05.3.31.008 05.4.3.005

下腹部の腫脹が認められる。

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