治療例

コノハズクの総排泄腔内結石

病気:アフリカオオコノハズク、年齢1歳10ヶ月、体重239g。3日前から食欲低下、血尿、下痢。触診、レントゲンにて下腹部に固い異物。血液検査では、高カリウム血症が認められた。骨髄内留置を施し、点滴と麻酔下にて、総排泄腔内の結石を除去。

治療:尿結石による障害は少なくないので、血液検査の結果によって点滴などの処置を施し、ダメージを軽減してやる。動物の状態や結石の大きさ・形状によっては、点滴を行ないながら麻酔下にて、総排泄腔内の結石を除去する。発見の遅れから、 点滴と強制給餌は、しばらくの間は必要となることが多い。猛禽類といえども、水は飲むので、常に新鮮な水が飲める環境と、排泄のできる環境も必要であることを忘れてはならない。

04.1.12

総排泄腔付近にサクランボ大の陰影が認められる。

04.1.12.001 04.1.12.006

結石分析の結果、酸性尿酸アンモニウム75%、尿酸25%であった。

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