治療例

ウサギの子宮内膜静脈瘤

病気:ネザーランドドワーフ、年齢2歳弱、雌、体重1.66kg。いつもより元気と食欲の消失、血便ということで、他院で抗生剤にて治療。当院に転院。明らかに肛門からではなく、外陰部からの出血と判明。可視粘膜の蒼白がみられ、血液検査上では炎症や感染性などの変化はなく、異常は出血・貧血像のみ。触診、下腹部のレントゲン検査と超音波検査にて腫大した子宮が確認された。

治療:子宮の疾患には、蓄膿・腫瘍・水腫・静脈瘤など様々あるが、動物の状態にもよるが、将来的なリスクなどを考えると、子供を産ませないのであれば、内服で一時的な回復を量るよりも、卵巣子宮摘出術を施したほうが良いだろう。犬猫の獣医学で避妊去勢術を薦めるよう理由が、ウサギにおいても同じようなことが言えるであろう。

04.1.28.006

トイレに糞と共に血餅が排泄されている。

04.5.11.012

陰部に血液が付着している。

他の治療例を探す

SEARCH

症状や動物別、フリーワード検索が可能です。

症状をお選びください

動物をお選びください

症状をお選びください

動物をお選びください

症状をお選びください

動物をお選びください

症状をお選びください

動物をお選びください

症状をお選びください

動物をお選びください

PAGE TOP