治療例

ウサギの下顎膿瘍

病気:ウサギ(雑種)、年齢6歳弱、雌、体重1.64kg。元気と食欲の消失、軟便ということで来院。触診にて、下顎部に直径8cm大の膿瘍、下顎骨の隆起、流涎、両側の目からの流涙、削痩、脱水、貧血、腐敗臭などが観察された。

治療:ウサギの下顎の膿瘍は、ほとんどが歯の疾患に起因するもので、膿瘍の治療と同時に歯のほうの治療も進めなければならない。膿瘍の治療としては、ウサギの膿瘍はカプセルのようなものに包まれているので薬も届きにくく通常の薬では治りづらいので、手術によって摘出するのが通例であったが、近年ある種の薬の組み合わせにより比較的、内服のみでも良好な治療結果が得られている。これにより、今まで年齢や全身状態によって麻酔のかけられない子達に対しても、よりよい治療結果が得られるようになった。

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両側の目からの流涙、下顎骨の隆起、流涎が認められる。

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下顎および上顎臼歯の多くの根尖の石灰化と骨の増生が著しく認められる。

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