治療例

アヒルの趾瘤症(バンブルフット)

病気:アヒル、年齢2歳弱、雌、体重3.46kg。以前から足を痛そうにしているとのこと。趾瘤症と診断。

治療:ごく初期のものであれば、抗炎症剤・抗生剤入りの軟膏で治ることもある。だが、ほとんど多くは、病態が進行しているために、治療にかなりの労力と時間を有する。それでも完治するのは稀であり、QOL(生命の尊厳)を考えざるを得ない。病態が進行しているものに対しては、環境の改善、栄養改善、内服薬の投与、壊死組織・膿瘍の外科的除去、術後の趾の管理を施さなければならない。原因としては、ビタミンなどの不足・環境の汚染・体重の負荷・不適切な床材と様々あり、相互にからみあって発生するものと思われる。アヒルの場合、骨格上、趾に対しての(特に雌)体重の負担が大きく、適切な飼料もなかなか手に入りにくいこと、乾燥を保つことが出来ないことが、病因に大きく関わってくる。

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付近の関節にも化膿性関節炎が認められた。

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