飼育方法

ポットベリーの飼い方

哺乳類の飼育方法

「ポットベリーとは」

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ポットベリー

「食べ物」

離乳直後:タンパク質20%・脂肪5-6%・繊維2.5-3%前後含まれているフード、ミニブタ専用フード(Brisky社のミニブタフード、日本農産工業のミニブタフードなど)、小動物用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)。

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成長期~維持期タンパク質12%・脂肪2%・繊維12-15%前後含まれているフード、ミニブタ専用フード(Brisky社のミニブタフード、日本農産工業のミニブタフードなど)、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)。豚は本来、少量を一日中何回にも分けて食餌を摂取しているので、飼育下ではできるだけ少量を回数を多くして与えてあげましょう。また、ポットベリーは非常に肥満になりやすいので、日頃から体重計測を実施し食餌内容・食餌量に気を付けてあげましょう。

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ポットベリーの疾患は、食餌の偏りによる肥満(関節疾患・肝臓疾患・心疾患などを引き起こす)、歯石などによる歯周病、不適切な食餌を与えることによって起こる尿路結石皮膚や蹄の疾患、夏場の熱中症などが考えられます。

「飼育環境」

将来的に体重が50kgに達し、どんなに重いものでも押しのけてしまう強靭な鼻のパワーを考えると室内飼育は難しいかもしれません。ただ、小さい時は寒さにとても弱いので、ある程度の大きさになるまでは、お家の中で飼育してあげましょう。基本的には犬を飼育する要領と同じで構わないですが、足がとても滑りやすいので床を滑りにくくするのと、トイレを大きめ(すっぽりと体が入るよりも一回り大きいもの)を用意し、土掘り(大き目の砂利でも構わない)ができる場所も用意してあげましょう。

「おやつ・オモチャ」

一日中を食餌行動に費やそうとする、ポットベリーの要求を満たすために、ボール状で中に餌を入れ、転がすことによってその餌が少しずつ出てくるように工夫されている、オモチャを用意してあげましょう。また、食餌を一度では食べにくい環境(庭の色々な所に餌を隠したり、大き目の砂利でできた土掘り場に餌を撒くなどして)を提供してあげることも、ストレス軽減・運動不足解消につながります。

「予防」

ポットベリーの予防としては、ワクチンは必ずしも必要なものではありません。が、他の個体との接触の可能性が予想されたり、豚舎の近くである場合などでは、ワクチンによる副作用を踏まえ獣医師とよく相談した上で、ワクチン注射による予防をするのも一つです。野外で飼育をしたり、外で散歩をさせるのならノミ・ダニの予防もしておいても良いでしょう。他の小動物と同じくポットベリーも病気にさせないことが重要となります。特に将来的には体重も大人一人では持ち上げられないくらいになるので、移動させることも困難となり、また移動することで新たに体調を崩すことも考えられます(豚はストレスに大変弱い!)。このことから通常の小動物よりも動物病院に連れて行くこと困難なります。日頃から、人と同じように、適度な運動やバランスの取れたお食事も大事でしょうし、フェレットや犬猫用に様々な種類のビタミン剤・サプリメント・漢方薬(免疫パックなど)なども販売されているので、病院で行われる予防では避けられない病気のことを考えると、そういったものを使用しても損はないでしょう。また日頃から、歯を磨く・耳を掃除する・ブラッシングをする・蹄を手入れするなどの健康管理も必ず心がけましょう!

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