飼育方法

フクロモモンガの飼い方

哺乳類の飼育方法

「フクロモモンガとは」

04.12.2.002
フクロモモンガ

「食べ物」

・成長期(体重増加が見られる期間)動物性タンパク質として、生餌ペレット(イースター社のフクロモモンガセレクション、サンコー社のフクロモモンガフードなど)、ペット用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)、植物性タンパク質として、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)、その他(食用の花、花粉、幼児用の離乳食、蜂蜜など)。

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・維持期:成長期よりもタンパク質・脂肪などの要求量が減少します。動物性タンパク質として、生餌ペレット(イースター社のフクロモモンガセレクション、サンコー社のフクロモモンガフードなど)、ペット用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)、植物性タンパク質として、バラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)、果実食の鳥用パウダーフード(ラウディブッシュ社のローリーネクターなど)、その他(食用の花、花粉、幼児用の離乳食、蜂蜜など)。日頃から体重計測を実施してあげましょう。。

生餌

生餌といっても必ずしも生きていなければいけないと言うのではありません。栄養価が同じ程度であれば、冷凍でも構いません。フクロモモンガに与えられるもので、国内で入手出来るものとして、生きたコオロギ・ミルワーム・カイコ・ハニーワームなど、冷凍の雛鶉・ピンクマウス・ヤモリ・コオロギ・バッタなど、缶詰のコオロギ・ミルワームなどがあげられます。野生下では、こういったものも食べているのでストレス解消やタンパク質補給の意味で与えることができるのなら、より良い食餌内容となるでしょう。

フクロモモンガの疾患で、まず多いのは成長期における栄養素の不足による栄養性疾患、食餌の偏りによる肥満(肝臓疾患・心疾患などを引き起こす)、皮膚病です。皮膚病の原因としては、ダニ・カビ・細菌・ウイルスなどによる感染性のもの、食餌内容や肝疾患などによる栄養性のもの、床材などによるアレルギー性のもの、内分泌疾患によるホルモン性のもの、持続的に擦れるなどの物理的なものなどが挙げられます。加えて、立体的にもよく活動するので、爪や指などを金網などに引っ掛けてしまう事故も多いので気をつけてあげましょう。定期的な健康診断・検査も病気の早期発見に繋がります。

「おやつ」

おやつなどでコミュニケーションをはかり、生活の質を高めてあげましょう。人間の子供と同じと考えてあげて下さい。おやつの与えすぎはいけません!歯周病や肥満の原因にもなります。ExoticNutrition社からフクロモモンガ用に販売されているビーポレン(花粉)、アカシアガム(アカシヤの木の樹液)、グライダーエイド(花の蜜と花粉)、シュガービートトリートなどが販売されています。

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「ケージ・床材」

ケージの中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが、そして樹上性のフクロモモンガには高さも必要となります。市販されている、リス・モモンガ用のケージで大きめの物(最低でも30cm四方、高さは60cm以上)を選べば良いでしょう。床はできれば、金属製のスノコ等を使用しないで、床材を撒いてあげて下さい。 床材はアレルギーや衛生面などを考えると、木のおがくず等を仕様するのではなく、小動物用の紙の砂を使用したほうが良いでしょう。

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