飼育方法

ハリネズミの飼い方

哺乳類の飼育方法

「ハリネズミとは」

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ヨツユビハリネズミ

「食べ物」

・成長期(体重増加が見られる期間):ペット用の粉ミルク(米国ジャクソン・ミッチェル社のメインバーグ・ゴートミルクなど)を中心に、生餌(下記参照)、ペレット(サンコー社のハリネズミフード、Brisky社のハリネズミフードOLD MILLなど)なども。
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・維持期:生餌(下記参照)を主食、ペレット(Brisky社、PrityPet社、Massena社、ExoticNutrition社、サンコー社のハリネズミフードなど)を時々。

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生餌

生餌といっても必ずしも生きていなければいけないと言うのではありません。栄養価が同じ程度であれば、冷凍でも構いません。ハリネズミに与えられるもので、国内で入手出来るのもとして、生きたコオロギ・ミルワーム・カイコ・ハニーワームなど、冷凍の雛鶉・ピンクマウス・ヤモリ・コオロギ・バッタなど、缶詰のコオロギ・ミルワームなどがあげられます。人工フード中心だと、歯に汚れが付着しやすく、脂肪分などの栄養にも偏りがあるので、生餌に切り替えたほうが長生きをしてくれるでしょう。

ハリネズミの疾患で日常よく診られる一つに、肝疾患歯牙疾患があげられます。これは、ハリネズミの飼育方法が確立されておらず、脂肪分の多くて軟らかいドックフードやキャットフードなどの給餌によるものも原因の一つであると考えられます。食餌中の成分はタンパク質30~50%、脂肪10~20%とし、カルシウムとリンの比率は1.2~1.5:1.0とされていますが、個体差や状況などによっても変化してきます。食餌を単一化せずにバラエティーにとんだ(例えばコオロギやピンクマウスなど)、様々な内容を用意して与えることで様々な栄養素も補えます。適切な餌を与え、定期的に体重を計測や健康診断しておくことも必要でしょう。

「ケージ・床材」

ケージの中でのみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、ウサギ用のケージで大きめの物(最低でも60cm四方)を選べば良いでしょう。離して運動をさせるのであれば、これよりも多少狭くても構いません。ハリネズミの疾患で比較的多く見られる皮膚疾患の一つ、アレルギー性皮膚炎を予防するために、床はできれば、全面に細かくカットされた牧草または、紙をロールアップしてできている小動物用の紙の砂を敷き詰めてあげられれば理想です。そして忘れてはならないのが、回し車です!ハリネズミは非常に運動を盛んにする生き物です。運動不足解消・肥満予防のためにも、是非取り付けてあげましょう!

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