飼育方法

ハムスターの飼い方

哺乳類の飼育方法

「ハムスターとは」

ハムスターの仲間は、世界中で25種類前後いるのではないかと言われています。私たちが良く見かけるのは、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターを筆頭に、他にキャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズなど。動物行動学者でノーベル賞を受賞した、コンラート・ローレンツは言っています、「私は神が都会にすむあわれな動物好きな者どものためにゴールデンハムスターをつくってくれたのだとさえ思う。」と。

「食べ物」

・維持期:ペレット(Brisky社のハムスターフード、イースター株式会社のハムスターコレクション、Oxbow社のヘルシーハンドフル、サンコーのハムスタープラスなど)は、タンパク質17-24%・脂肪4-6%・粗繊維2.5-4%を近く満たしている物、生のビタミン源として濃緑色の野菜や果物(下痢をしない程度、食餌量に影響しない程度)を与えてください。また、ペレットが種子類などと混ざって販売されているものでは、嗜好性の高い種子類だけを先に食べてしまい、食餌内容のバランスが崩れてしまう恐れがあるので、ペレットのみの単一で与えてください。種子類はオヤツ程度で充分です。

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「ケージ・床材」

ケージの中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないので、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、ハムスター用のケージで大きめの物(最低でも30cm四方)でも良いですが、金網を齧って前歯を折ることも少なくありませんので、水槽や衣装ケースを改良して使用しても良いでしょう。床は金属製のスノコ等を使用しないで、床材を敷いてあげて下さい。 床材はアレルギーや衛生面などを考えると、木のおがくず等を使用するよりも、小動物用の紙の砂などを使用したほうが良いでしょう。市販のトイレ用の砂は、固まらないと記述されていても誤食によって消化管内で固まってしまうことが多々ありますので、使用はお勧めしません。砂浴び用の砂も、使用するのであれば常設せずに時間を決めて使用してあげましょう。

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「思い出」

20年近く前の話。当時、動物達の世界にはまりつつあった時、珍しい生き物を見ようと珍獣のみを扱っているペットショップへ。その頃、通常のペットショップではハムスターといえばゴールデンハムスターのみで、ジャンガリアンはまだ扱っていませんでした。そこで、小さなケージに入れられていました、ジャンガリアン。今でもその衝撃的な出会いは鮮明に覚えています。今まで見たこともなくて、かわいくて、小さくて、すばしっこくて。当時まだ学生で、ペアーで2万円はとても高額でした。後ろ髪を引かれる思いで、ペットショップをあとに。しかし、すぐに我慢ができずに、連れて帰ることに。2匹の名前は「ジャンガ」と「リアン」。2匹とも、気が強くて、おてんばで、ジヂジヂって、僕の手を。。。ハムスターの魅力を教えてくれた、子達でした。

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