飼育方法

チンチラの飼い方

哺乳類の飼育方法

「チンチラとは」

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南米の高山地帯に生息をしていましたが、生息頭数も激減して、現在では保護区に数千頭が残っているだけです。一般的にチンチラは、毛皮業界でも知られていますね。それと、R.C.ゴリス先生がいなければ、日本で飼育されているチンチラはいなかったかもしれません。ゴリス先生が最初に日本にこの子達を連れてきてくれたのです。これは有名な話ですね。

「食べ物」

・成長期(体重増加が見られる期間):牧草(アルファルファなどマメ科や、チモシーなどのイネ科の牧草)半量、原材料がアルファルファやチモシーの高品質のソフトタイプペレット(イースター社、サンコー社のチンチラフードなど)半量、生のビタミン源として濃緑色の野菜おやつ程度

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・維持期:乾燥の牧草(チモシー、他のイネ科の牧草)を主食牧草(アルファルファなどマメ科)、原材料がアルファルファやチモシーの高品質のソフトタイプペレッ(イースター社、サンコー社のチンチラフードなど)を副食濃緑色の野菜おやつ程度

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「ケージ」

ケージの中でのみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、チンチラ用または、ウサギ用のケージで高さのある、大きめの物(最低でも60cm四方)を選べば良いでしょう。離して運動をさせるのであれば、これよりも多少狭くても構いません。床はできれば、全面に牧草を敷き詰めてあげられれば理想です。金属製のスノコは、足の裏を傷める(足底潰瘍)可能性もあるので避けるべきです。それとチンチラは、ウサギなどと異なり立体的な活動を行うので、木製の棚などを設置してあげたほうがより良いでしょう。

「砂浴び」

チンチラにとって、美しい被毛を保つために砂浴びは必要不可欠な行動です。Sunseed社やKaytee社で市販されているチンチラ・ダストなどのような、チンチラ用粒子の細かなもの選んであげましょう。ケージ内に常に設置してあげるのが理想ですが、部屋がホコリだらけとなる問題もあるので、砂浴びをさせる時にだけ、ケージごとベランダなどの外へ出しておくのも良いでしょう。

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