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哺乳類 ほにゅうるい

フェレットの飼い方

「フェレットとは」

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2000年以上前にネズミなどの駆除を目的として家畜化されたと言われています。ペットとしての地位を得たのは最近のことです。頭がよくて、人懐っこく、うるさくなくて、犬猫とは異なる魅力のある子達。

「食べ物」

・成長期(体重増加が見られる期間)または4歳までフェレットフード(マーシャル社、8in1社、トータリー社、パスバレー社、WYSONG社、イノーバ社など)動物性タンパク質35%・脂肪20%前後含まれているもの。生後3ヶ月前後までは、水にふやかして軟らかくしたものを1日3~4回に分けて与えたほうが良いでしょう。

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・維持期または4歳から:フェレットフード(マーシャル社、8in1社、トータリー社、パスバレー社、フェレットストアーデッセ社、イノーバ社など)動物性タンパク質30~40%・脂肪15~30%前後含まれているもの。炭水化物含有量は極力少ないものが望ましいです。食餌は1日何回かに分けて与えるのではなく、常に食べられるように一定量を入れておきましょう。太りやすい子には、より高タンパク低脂肪のものを与えるようにしましょう。フェレットの場合、幸いにも他のエキゾチックアニマルよりも良質の専用のフードが多く販売されています。自分のフェレットに合ったものを、できるだけ好き嫌いのないように見つけてあげましょう。

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「手作りフード」

フェレットの疾患のひとつにインスリノーマというすい臓に起こる病気があります。一説には、人工のフードに含まれる炭水化物の過剰摂取によるものではないかとも言われています。そこで、そういった疾患予防のために、常時ではなくても、手作りフードを、食餌のレパートリーのひとつとして与えてあげても良いのではないでしょうか。レシピの例は、病院にご相談いただくか、ネット等で情報を集めてください。

「ケージ」

ケージの中のみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。市販されている、フェレット用のケージで大きめの物(最低でも60cm四方)を選べば良いでしょう。放して運動をさせるのであれば、これよりも多少狭くても構いません。金属製のスノコは、足や指を傷める可能性もあるので使用は避けましょう。

「おやつ・オモチャ」

フェレットは勝気で頭のいい動物です。おやつやオモチャなどでコミュニケーションをはかり、生活の質を高めてあげましょう。人間の子供と同じと考えてあげて下さい。おやつの与えすぎはいけません!オモチャも口に入ってしまうようなものは危険なので避けてあげてください。

「予防」

フェレットの予防としては、今現在行われているものとして、ワクチン注射によるジステンパー感染症の予防(1年に1回)、飲み薬などの駆虫薬によるフィラリア症の予防(5月頃に検査、投薬期間は6~12月まで)、外に散歩をさせるのならノミ・ダニの予防、これらが一般的なものとなります。他の小動物と同じくフェレットも病気にさせないことが重要となります。日頃から、人と同じように、定期的な健康診断・検査はもちろん、バランスの取れたお食餌も大事でしょうし、フェレット用に様々な種類のビタミン剤・サプリメント(なるへそなど)・漢方薬(免疫パックなど)なども販売されているので、将来的に副腎疾患などの病院で行われる予防では避けられない病気のことを考えると、そういったものを使用しても損はないでしょう。

「思い出」

僕がまだ、ペットショップの店員だった頃。とあるペットショップで、凶暴ですぐに噛み付くので、売れないで持て余しているフェレットが2匹いるので引き取ってくれないかと、知り合いから話を聞かされました。当時、かわいそうな子達は、一手に引き受けて、面倒を見よう懸命に世話をしていたころだったので、その子達も同様、我が家に迎いいれました。2匹とも迎いいれた頃は、聞いていたようにすぐに手に向かって飛びかかってくるような子達で、世話をするのも一苦労で、手に傷が耐えませんでした。ただ、そんな2匹も根気よく、おやつをあげたり、シャンプーしたり、お散歩をするように生活をしていたら、次第に僕らを認めてくれるようになりはじめました。ペットショップでの扱いや食餌に不満があったのかもしれません。それから我が家に慣れてからは、フェレット本来のおっとりとした平和的な性格がもどり、何をしても無防備で(^^;、以前の性格がうそのようでした。その子達も、我が家に来てから5~6年過ぎたぐらいから、全身性の脱毛が始まり、今でこそ副腎疾患とわかりますが、当時は情報(インターネットもまだない頃)がありませんでしたから、何の病気かわからずに、何もできずに衰弱させて死なせてしまいました。今の子達はそんな意味では幸せですね、治療技術がその頃よりも格段に進歩していますから。

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