飼育方法

ニワトリ・ウズラの飼い方

鳥類の飼育方法

「食べ物」

成長期(体重増加が見られる期間)ヒナ鳥用のパウダーフード(ラウディブッシュ社、ハリソン社、ズプリーム社、ケイティ社、ラフィーバ社など)、ウズラ・キジ科ひな用ペレット(株式会社キクスイのペレウッピーf2など)を一日数回に分けて与える。ニワトリの雛は自ら餌を食べてくれるが、鳥の種類・大きさ・体重変動・そ嚢内食餌残量などによって、量と回数を決めてもよい。

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・維持期:ペレット(ラウディブッシュ社、ハリソン社、ズプリーム社、ケイティ社、ラフィーバ社など)、チャボ用のペレット(株式会社キクスイのペレダックF2など)を常に好きなだけ食べられるように、それからバラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)を少々。

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・換羽期:栄養強化されているペレットを常に好きなだけ食べられるように、それからバラエティに富んだ果物(バナナ、リンゴ、マンゴー、キュウイなど)、バラエティーに富んだ野菜(キャベツ、小松菜、サツマイモ、カボチャなど)を少々。換羽期は、通常よりもタンパク質などの要求量が増加しますので、食餌を換羽期用のものに切り替えてあげたり、タンパク質の食餌内容を増加して、鳥の負担を軽減してあげましょう。

ニワトリ・ウズラ用の配合飼料について

昔はの食餌がお味噌汁を白米にかけたり、に鰹節を振りかけた白米を与えていました。栄養のバランスがそれでは良くないという事がわかり、犬猫の栄養素の要求量が調べられ、現在のドックフード・キャットフードが開発されました。ご存知のように昔に比べて、犬猫の寿命は、もちろん食餌の改善だけではありませんが、飛躍的に伸びています。ニワトリ・ウズラに関してはどうでしょうか? 昔からニワトリ・ウズラ用の混合飼料は変わらぬ定番となっているのではないでしょうか。特に、他の鳥類の餌に比べて、卵をたくさん産むこと食肉用のニワトリ・ウズラを早く大きく育てることを主旨として製造されているために、ペットとして飼育されているニワトリ・ウズラの肥満や栄養障害を招く形となっています。ニワトリ・ウズラに関しても犬猫と同じようなことが言えます。ニワトリ・ウズラ用の混合飼料では、食餌中の蛋白質・脂肪・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどのバランスに欠く所があります。どんなに上手に数種の種子類をブレンドして混合飼料を造ったとしても、ニワトリ・ウズラが偏食をしてしまえばそれまでです。幸いにして、近年では、犬猫のドックフード・キャットフードに換わる、鳥用のペレットが、キクスイ(株)、ラウディブッシュ社、ハリソン社、ズプリーム社、ケイティ社、ラフィーバ社などをはじめとする会社から、様々な用途に合わせて販売されるようになりその恩恵も在り、鳥類の寿命も飛躍的に延びつつあるので、こういったものを食餌として与えるようにしましょう。ニワトリ用のものは、まだまだ少ないですが、こういったものを中心として使用したほうが、ニワトリ用の混合飼料を使用するよりは、まだましです。

「ケージ・おもちゃ」

ケージの中でのみで飼うのか、一日何回か外に出して遊ばせて飼うのでなど、どのような飼い方をするかでも、ケージの大きさは変わってきます。ケージのみで飼うのならば、中で餌を食べたり、運動したり、寝たりと全ての生活を行わなくてはならないのですから、ある程度の大きさが必要となります。
ニワトリ・ウズラ類は勝気で頭のいい動物です。おやつやオモチャなどでコミュニケーションをはかり、生活の質を高めてあげましょう。人間の子供と同じと考えてあげて下さい。おやつの与えすぎはいけません!オモチャも口に入ってしまうようなものは危険なので避けてあげましょう。オモチャに関しては、発情を誘発してしまうようなもの(鏡・小鳥の人形など)は生殖器の疾患を誘発する恐れもあるので、できるだけ避けてあげましょう。

「予防」

ニワトリ・ウズラ類の疾患としては、不適切な食餌に起因する(肥満による心疾患、肝疾患、皮膚疾患、生殖器疾患など)ものが大半を占めます。こういった疾患を予防するには何よりも食餌の改善です。信用のできるメーカーのペレットに早期に切り替えてあげましょう。今の食餌(ニワトリ用の混合飼料)からペレットに切り替えるのには、ニワトリによって期間と労力が必要となる場合もありますが、より良い生活の質・寿命を考えると、期間と労力を使ってもその恩恵は図り知れないのもがあるでしょう。

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